●人生は必然である - 2021時流鑑定(3/14) HMU 達弥西心●自分の念いと天意をどう一致させるか - 2021時流鑑定(5/14) HMU 達弥西心

2021年02月18日

●風が吹いている - 2021時流鑑定(4/14) HMU 達弥西心

 時流鑑定講演会なのに、ちょっとわけがわからないようなことから話し始めましたが、これには意図があります。
 風が吹いていて、こっちの風を受けて、例えば東から風が吹いて来ていたとしたら、西に行くにはその風を追い風として使えばいいし、そこで敢えてそっちの東へ向かって逆風をついて行こうとするとずいぶんの力が必要になりますし、たどり着けないかもしれない。そういうことがすでに決まっているので、風を読んでそのようにしてください、ということです。風を読むのが時流を読むことです。

 人生というものは、私が20歳くらいに思っていたのは、自分がやりたいことをやろう、そして楽しく生きていこう、それが人生だと思っていました。若者はたいていそう思っていたと思いますし、今の若者もそう思っていると思います。そうやってきて、なるほど確かにうまくはいったのですが、人生の後半あたり(37歳くらい?)でふと気が付いたのです。

 私は29歳の頃から不動産業をやっていて、今もやっていますが、一番のチャンスであるはずのあのバブル景気のときにそのブームになぜか乗れませんでした。乗る気がしなかったというか、ああこの景気はどこかで崩れるぞ、きっとバブルが弾けるぞと思っていたのです。
 というのも、私は山口県の徳山市(現周南市)というところで不動産の仲介業をやっていたのですが、バブル経済の勢いに乗って市内には新築のマンションがたくさん建ちました。いわゆるバブル景気です。
 私は創業以来、毎月1日に決まってすぐ近くの市役所に行っていました。当時、市役所の玄関を入ったところに徳山市(現周南市)の今日現在の人口が掲示してあったのです。それを毎月メモしていたのです。男性何名、女性何名というふうに、です。ところが、その合計人口数にほとんど増減がないのです。過去10年間、本当に増えもせず減りもしない。変わらないのです。

 バブル景気に乗ってボンボンとマンションが建ち始めても人口は変わらない。じゃあ、ここに住む人はどこからやって来るの?と考えました。なにしろ次々に新しいマンションが完売していくのです。調べてみると、マンションを買っている人は多くが関西や横浜だとか東京の方の人です。そっちの手持ち物件を高く売ってこっちで分散して安価な物件を買うという人ばかりでした。買い替えの投資です。
 そこに実際に住んでいる人は確かに地元の人なのですが、地元の古いアパートに住んでいた人がそのマンションに賃貸契約で移り住むだけ。地元の人がエリア内で動くだけで、外から人口がまったく流入していないのです。
 思ってみれば、ここが重要な点ですが、徳山に転居する理由がないのです。働く場がないのですから。地元のコンビナートは関東に移設する動きが目立っていました。
 そういうふうでしたので、私は「これはどこかでバブルは弾けるぞ」と思ったのです。そのとおりに弾けました。そのとき、これは業界の中にいなければわからないと思うのですが、土地の値段というのは右肩上がりに上がるものと誰もが思っていました。日本の国土は狭いからずっと上がり続けて行くのだ、と。不動産屋さんはみんなそう信じていたと思うし、銀行さんもそのように吹聴していました。政治家もそうです。それが崩れて、ボコンと落ちた。そして、落ちたきり、上がらないのです。下がり続けるのです。地価の右肩上昇は「法則」でも何でもなかったのです。

 そんなことを目の当たりにして、私には不動産業は性に似合わないなと思ったのです。同時に、私は事業として何をやったらいいのだろう、と思いました。40歳を超えていました。今までやって来たことではないことをやろうということで、モノとかお金ではないことをやろう、といったら、生き方やこころのことしかありません。なにか当てがあったわけでもありません。わけがわかりませんでしたが、とりあえず『生き方提案会社』というものをつくったのです。具体的に何をやるかは決めていなくて、会社を商業登記したのです。ヒューマンライフ・マネジメントという(現在は人生経営に社名変更している)会社です。
 そして、私はメッセージが取れるというか、見えない世界から意思を言ってくるのですが、「おまえは人に喜びを与えるために生まれて来たのだ」と教えられました。今まで人に与えるなんてやったことがないことは自分ですぐにわかりました。私は、仕事というのは自分が楽しければいいと思ってやっていましたから、「自分主義」という言葉がとっても自分にはピッタリの言葉だなと思っていたのです。私は自分が獲得することは熱心にやってきたが、与えることってまったくやってこなかった、と思ったのです。それでふと気がついて、なんだかよくわからないけれど、人に喜びを与える人生を生きようと思ったのです。不動産業を辞めようと決めました。「気づかせ」というか自分自身からのメッセージだったのです。
 不動産業を辞めたものの、与える喜びというものを私は持っていないと思いました。自分が喜ぶことは熱心にやっていましたけれども。そうしたら再びメッセージが届いて、「おまえはいま自分と会話しているだろう?人間として生まれてきた人たちすべての人が、自分のことを自分で聞くという能力を持たされているのだよ。それがおまえはできるようになったじゃないか。それを教えていけよ。自分と会話する方法というのをすべての人に教えていきなさい」ということを言われたのです。「わかりました」ということで、教えられた時流を伝えている、今日こうなっているわけです。
 自分のために生きてきたという人生。それから、人に喜びを与えるために生きていく人生。大きく変わったのです。これからは、誰もが自分の人生の目的を見直して変えるという時期になります。私は43歳でそういうことになりました。あれからもう27年になります。70歳になりました。


oitokuyo at 08:00│ HMU 達弥西心 
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