2017年02月23日

●風間旅人随想(2017/02)(7/8) - HMU 達弥西心

例の真言宗のお坊さんと付き合っていた頃に、そのお坊さんはポロポロとおもしろい話をしてくれていたのですが、そのお坊さんが話す話の中に托鉢の話がありました。お金を入れてもらうために街頭にずっと立ったままいるのですが、稲盛和夫さんもやったと言っていますが、それは、それはとっても虚しいものだそうです。「だけどそれが一日2千円でも入ったら大変なんだよ」と言うのです。「どうしてですか?」と尋ねると、「夜、眠れないんだ」と言っていました。野宿をするのに2千円を盗られちゃいけないと思うそうです。何も入らないときは仰向けになって空を見ながら眠れるそうです。「2千円でも入ると、からだにしっかりと身に巻き付けて寝ていた」と言っていました。これがお金の魔力と付き合う商人の修行というものかなと思います。


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