2015年08月15日

●風間旅人随想(2015/08)(1/7) - HMU 達弥西心

学生のころ、貸本屋で本を借りるのにとっさに自分の名前を「石城淳平」と書いた。もちろん偽名だ。店のおばちゃんが「なんて読むの?」と聞いてきた。「あ、いわきです。いわきじゅんぺいです」と答えた。「石の城と書いていわき?珍しいお名前ねえ」と言う。「ああ、いなかの山に石の城と書いて、石城山ってあるんですよ。いわきさん。それと同じ読みです」。少し慌てて言い訳をした。佐藤栄作さんが総理大臣のころだ。18のとき田布施を出て、大学に通うために福岡に住んだばかりのころのことだから47年くらい前の話。福岡に住んでいても私のいなかは田布施だった。


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