2011年12月16日

風間旅人随想(2011/12)

 演台に立ち、語りかけながら、どの会場でもほんの少しだけ伝わり方にズレを感じていた。仙台では大震災をはさんで9ヶ月ぶりの講演だった。演題は『黒い念い白い念い』だった。「あなたの腹の中は真っ白ですか。それとも真っ黒ですか。時々黒くなりますか」「人はなぜ笑うのでしょうか。笑っていなければ生きていけないから笑うのでしょう。自分で自分を励ますのでしょう」と語りかけた。被災の渦中にある人たちに語りかけた。私の伝えたいことと聴いている人たちの受け止めたことの間には、きっと隙間があったと思う。


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