2018年12月

2018年12月31日

●風間旅人随想(2018/12)(17/19) - HMU 達弥西心

映画としては何のテーマがあるわけではありません。サーッと、そういう事情のことです。小津監督の得意な世界ですね。


oitokuyo at 08:00|Permalink HMU 達弥西心 

2018年12月30日

●風間旅人随想(2018/12)(16/19) - HMU 達弥西心

父親というのは人生をずっと長く見ていますから、これがこうなったらこうなるということを思うわけです。娘は目の前の、父親の世話ということに一生懸命になっているから、「私がしないとお父さんが困る」ということでそこで止まる。価値観が全然違うのですが、父親の方が先回りをしてそういう芝居を打って嫁に出すという、そういう話です。


oitokuyo at 08:00|Permalink HMU 達弥西心 

2018年12月29日

●風間旅人随想(2018/12)(15/19) - HMU 達弥西心

「おじさん、ウソついたのね。のりちゃんにウソついたのね。おじさんは全然再婚するつもりがないでしょ?」と言う。「わかるか?」と言うわけですね。「お嫁に出すためにそういうウソをついたのね」「そうでもしなければ紀子は見合いを受けることをしなかったから」と言って一人暮らしになっていくという、そういう話なのですね。


oitokuyo at 08:00|Permalink HMU 達弥西心 

2018年12月28日

●風間旅人随想(2018/12)(13/19) - HMU 達弥西心

それでパタパタと結婚をして嫁に出すのです。東京駅まで送ってきたという最後のシーンがあって、「今、どのあたりに行っているかな」と言っている。新婚旅行に行っているわけですね。ホッとしているのです。


oitokuyo at 08:00|Permalink HMU 達弥西心 

2018年12月27日

●風間旅人随想(2018/12)(14/19) - HMU 達弥西心

そのときに姪がいて、その出戻りの姪ですよ。「おじさん、寂しくなりますね。大丈夫。私がしょっちゅう遊びに来てあげる」と言うわけです。そうしたら、「来てくれるか?」と本気で言うわけです。「いろんな話し相手がほしいでしょ?私、どうせ暇だから。しょっちゅう来るから」と言ったら「本当に来てくれるか?」と言って、それで姪が見抜くわけです。


oitokuyo at 08:00|Permalink HMU 達弥西心 

2018年12月26日

●風間旅人随想(2018/12)(12/19) - HMU 達弥西心

「お父さん、死ぬまで私を置いてください。私がずっとお世話します。離れるのは嫌。ぜひさせてください。私は結婚なんかしません」と言うわけです。「そういうものじゃないよ」とお父さんはたしなめます。それに切り札は、「俺も見てもらう。それぞれの世代の人生があるんだ。嫁に行きなさい」と言って、やっと最後に「うん」とうなずくのですね。


oitokuyo at 08:00|Permalink HMU 達弥西心 

2018年12月25日

●風間旅人随想(2018/12)(11/19) - HMU 達弥西心

「まあ、不潔!」になるわけですね。お父さんも不潔です。ところがそれがきっかけで、「お父さんがそうだったらまあいいかな」ということで、父と娘二人で京都に旅行に行くのですが、旅行に行って寝る前に娘が本音を言うのです。


oitokuyo at 08:00|Permalink HMU 達弥西心 

2018年12月24日

●風間旅人随想(2018/12)(10/19) - HMU 達弥西心

それでお父さんは策を講じて、「おまえが嫁に行ったらわしも嫁さんをもらう。だから身の回りの世話は気にしなくていいよ」という演出をするわけです。「この人がお世話をしてくれることになっているから、安心して行きなさい」と女性を紹介して言うのです。


oitokuyo at 08:00|Permalink HMU 達弥西心 

2018年12月23日

●風間旅人随想(2018/12)(9/19) - HMU 達弥西心

それで「どうしよう」と言ったときにわかるのが、この娘はお父さんが大好きなのです。それが言えない。原節子は笑顔がすごくきれいな女優さんなのですが、フッと笑顔が消えてお父さんに対して目が怒っているという表情をする。


oitokuyo at 08:00|Permalink HMU 達弥西心 

2018年12月22日

●風間旅人随想(2018/12)(8/19) - HMU 達弥西心

ところがいよいよお父さんの妹が持ってきた縁談があって。相手の人は熊太郎という人で見合いをすることになったのですね。周りの人は「この人はいい」と言ってね。「名前が熊太郎だけど、この人いいね」という話で。「熊さんと呼ぶのも変だし、熊太郎と言うのも変だし。くーちゃんと言おう」という話で盛り上がっていました。「一度会ってみてくれ」ということで会ったら、そんなに嫌じゃないというかな。「決めたら?」と言うのですが、お見合いをしてから一週間経っても返事をしない。向こうからは「ぜひ」と言われているのです。


oitokuyo at 08:00|Permalink HMU 達弥西心