2015年07月
2015年07月23日
●風間旅人随想(2015/07)(3/4) - HMU 達弥西心
私が若い頃、セールスマンだったころに同じようなことを体験した。毎日、休みなくお客さまにテレコールを続けた。定期訪問もサボる日はなかった。すると、ポロッポロッと奇跡が起こる。キラリンとヒラメキもする。スランプなんてまったくもって無縁だった。毎日打席に立てばこそ、だ。打てたり、打てなかったり、売れたり、売れなかったり、歓迎されたり、断わられたりはあるが、それでも確実に奇跡は起こる。つまり、来る日も、来る日もケガしないで、試合に出て、とにかく打席に立てばよい。来る日も、来る日もとにかくセールス活動(ご機嫌伺い)をサボらなければよい。奇跡は自分が起こすのではなく、誰かが起こしてくれるのだ。自分は、基本的な準備だけを、手を抜かずに万全に整えるのだ。
2015年07月22日
●風間旅人随想(2015/07)(2/4) - HMU 達弥西心
そんな私がひょんなことからあるチームを応援することになった。そんなことってあるの?と思うかも知れないが、ひょんなことからそうなった。そのチームはなかなか勝てない。リードしていても終盤にあっさりと逆転されてしまう。力はあるはずなのに試合に勝てないのだ。どうして勝てないのだろうと原因を考えてみた。主力選手のケガだ。一軍にいるべき選手が登録を抹消されている。試合に出られないのだ。試合に出られない選手は打席に立てない。マウンドに立てない。つまり試合に出られない選手は結果を出せないのだ。まあ、当たり前のことだが。たまに代打で打席に立って、立つたびに結果を出す選手もいる。すごい!と評されるが、そんな選手はまれだ。たいていはたくさん打席に立って、打てたり打てなかったり、そんな平均値で、結果を出せる、出せないが決まる。打席に立てばこその奇跡も、ヒラメキもある。