2013年08月

2013年08月23日

●風間旅人随想(2013/08)(6/6) - HMU 達弥西心

言葉は伝わりにくい。描いた想いが違えば違う意味に伝わってしまう。こうして何度も何度も『うれしい新聞』を書いて発行するのは、伝わりにくい言葉を繰り返し伝えるたびに、少しずつ伝えたいことが伝わっていくのではないかと願っているから。私のおもい。


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2013年08月22日

●風間旅人随想(2013/08)(5/6) - HMU 達弥西心

半分こは、女房は箱の中のお菓子の半分の数、3歳の娘は一つ一つの半分だったのだ。娘は食べ散らかしたのではなく、きちんと半分ずつ残しておいたのだった。


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2013年08月21日

●風間旅人随想(2013/08)(4/6) - HMU 達弥西心

娘は答える。「ん?ちゃんと半分のこしてるよ」
床の上に散らかったたくさんのゴミが、小さな魚の形をした半分この片割れだということにやがて女房は気づいた。


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2013年08月20日

●風間旅人随想(2013/08)(3/6) - HMU 達弥西心

やがて外出から帰った女房は見た、空っぽになったお菓子の箱を。
「どうして全部食べたの?お兄ちゃんに半分のこしてねと言ったじゃない?」


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2013年08月19日

●風間旅人随想(2013/08)(2/6) - HMU 達弥西心

お菓子は箱に入った小さな魚の形をした『おっ●っ●』という焼き菓子だ。おなかがプクッとふくれたかわいい小さなお菓子。たくさん入っている。
娘は「うん!」と元気に答えた。


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2013年08月18日

●風間旅人随想(2013/08)(1/6) - HMU 達弥西心

忘れられない出来事がある。
いまから27年前のこと。3歳の娘がひとりで留守番をすることになった。出かける女房が娘に言った。
「このお菓子、おにいちゃんと半分こしてね」。六つ年上の息子は学校に行っている。


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