2011年11月

2011年11月20日

風間旅人随想(2011/11)

 私に政治的意図はまったくない。右でもないし左でもない。真ん中でもない。上だ。上だけを見て商売をしている。私は商人だ。
(西)


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2011年11月19日

風間旅人随想(2011/11)

 田布施を説明するには、「あの岸さんと佐藤さんの出身地」が最強の切り札だった。田布施を離れたことのある人だったらわかると思う。青春の思い出だ。田布施出身であると知れたら急に有名になれた。この最中がまずいなら全国の岸さんと佐藤さんに迷惑をかける、と思って、『ぶちうまい最中』をつくったつもり。全国の岸さんと佐藤さんが、「この最中、おいしいじゃろ?」と親戚縁者に次々に伝えてくれる映像を描きながら、せっせせっせと作っている。次は「チーズMAN」という男(まんじゅう)が現れる。


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2011年11月18日

風間旅人随想(2011/11)

 42年前、福岡という都会の大学へ進んだ私は、入学早々講義中にもかかわらず先生から尋ねられた。「きみは熊毛南高校出身ということだが、鹿児島県出身かね?」と。きっとその先生が鹿児島県出身だったのだと思う。しかしこんなに眉毛の薄い男が鹿児島県出身であろうはずがない。「いえ、違います。山口県です」と答えると、「鹿児島県に熊毛郡ってあるんでね」と先生。種子島のほうだ。「私は、山口県の熊毛郡です」と答えたものだから、熊毛郡がふたつ!と教室は盛り上がった。「え?山口県の熊毛郡の何というところだ?」と問われて、「田布施です!」と胸を張って答えたが、先生は田布施を知らないらしく、「熊とか田んぼとか、田舎だな。まあ種子島も田舎だけどね」と話が終わりかけた。私が「田布施は、あの岸さんと佐藤さんの出身地です」と言ったものだから、また、おお!と教室は盛り上がった。ちょうど佐藤さんが総理大臣の頃だ。学生運動が激しい頃でもあった。1969年のこと。


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2011年11月17日

風間旅人随想(2011/11)

 商標登録を審査する特許庁の見解は「どこにもありふれた二つの名前をつなげただけでは商標として認められない」。要するに、誰が使用しても独占使用を主張することができない、ということだった。「田中さんと竹下さん」とて同じこと。


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2011年11月16日

風間旅人随想(2011/11)

 「岸さんと佐藤さん」という名前の最中を発売したら、甘いものが好きだという年輩の男性に早速にお買い上げいただき、「こりゃあうまい。絶対売れるよ」と絶賛してくれた。味には自信を持っている。最高の最中を作ったつもりだ。一方で、間接的に「名前を使うの、断ったの?」と誰かが言ってくる。思わず「誰に?」と思った。文句をつけられるのはしょっちゅうだ。断るも何も彼の人たちはもういない。そして私は「まずかったの?」と聞いた。中に入った人は「まずいというか・・・、せんないことになるといけんじゃろうと思って」と口ごもる。「え?あの最中、おいしくなかったの?」と聞き直した。「いや、最中はぶちおいしかった」。まずいことになるって??


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