2009年08月17日

●一度捨てる - HMU 達弥西心

(続き)昔いたんですねえ。あの、私の会社にね。前も話したかもわからないけど、女子社員に「レポートを出しなさい」って言ったら、それで辞めたんだよね。その子がね。「なんで?」って思うでしょう。「うちゃあバカじゃけえ、書けん」って言ってね。「うちはバカじゃけえ、書けん」って言って辞めたんですね。でも、辞めたそのあとは結婚してとても幸せな人生を歩んでいるから、良かったんだよね。「レポートを書け」って言われて、「そういう職場だったら自分はもたない」っていうふうに思った、っていうことね。「うちはバカじゃけえ、書けん」って言って。いまだに覚えているんですよ。その声も、トーンもよく覚えています(笑)。「うちはバカじゃけえ、書けん」って。そんな難しいことを言ったんじゃないんですよ。レポート、って言ったことがまずかったんだよね。「なんか気づいたことを書いて、作文にして出して」とかって言えばよかったんだけどね。私の反省です。

で、もう一つあの、すっごい汚い字を書く事務員がいたんですね。読めない字を書くんです。まあ採用しなきゃよかったんだけど、採用しちゃった。「きみ、この字、何の字?ミミズみたいな字じゃないか」って言って、「もっときちんと書いてくれない?お客さまも読めないと思うんだけど」って言ったらね、その子は鼻っ柱が強くてね、「わかりました!」って言ってね、その足でものさしを買ってきてね(笑)。ぐにゃぐにゃする字を書いていたのが全部カクカクの字を書くようになったの。「どうやって書いたんだ?」「そりゃ、ものさしで書きました。ミミズみたいじゃなく、きちんと書け、って言われたから」ってね、このあたりはね、すごいですね。

だから、自分は、「この字は読めない字」っていうのは、自分は知っているわけ。だからそれを認めた、っていうことだよね。弱点を認めたってことは強いってこと。弱点は認めたが、私とそりが合わなかったね、その子はね。合わなかったけど、合わなかったからだけど「だったら、ものさしで書く!」って。そりゃあ字を書くの、速くなりましたよ、すぐに熟練しちゃって。だからこうやって普通に書くのと同じくらい、ちゃっ、ちゃっ、ちゃっ、ちゃっ、って(笑)。それで、最初言っていたんだよ。あの、こういう物差し定規を買って来ていたんだけど、「こういうまっすぐな定規は使いにくいです」って。それである日、三角定規、三角定規を買ってきて、こうやって,あっちの辺やこっちの辺使って…(笑)。うん。うーん、すごいでしょ。それで、だから表に貼っていた、その、どこどこの何物件、っていう張り紙の、あの文字を全部カクカクして(笑)。印刷とも違う。時々あの、なんか、脅迫文を送りつける中に(笑)、まっすぐ書いてある字、あんな字を見事に器用に書いておりました。あのまま新しい文化になったかもしれない。はい。ということ。

だからそれはね、やっぱり知る、ということ、やっぱり恥をかくってこと、一度捨てる、っていうことだと思いますね。それで捨てた時に「じゃあそれで辞める」っていう者もいるかもしれないし、「私はこれで行く」っていう者もいるかもしれない、そこだと思うんだよね。うん。だと思いますね。はい。(続く)

達弥西心


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2009年08月16日

●見えない努力『恥をかくということを仕舞う』 - HMU 達弥西心

(続き)それからね、四番目。意外とこれがですね、人間として生きていたらね、これが引っかかるところなんですけどね、『恥をかくということを仕舞う』。恥をかく、っていう、「恥をかくから嫌だ」とか、「恥をかくからやめられない」とかね。だからね、自分の人生のスタートである過去のボタン、っていうのはたいてい恥をかいたことばっかり。とってもダサいことをさせるんですよね。ということは、大事なこと、っていうのは、「恥をかくということで仕舞う、ゼロにするんだよね」って。「恥をかくことが、恥をかいたところが自分の原点だよね」っていうことを教えているんだと思います。

で、かっこう良かったこと、って、忘れているんだよねえ。自分がね。ところがそれを、かっこう良かったことをずーっと覚えている、っていうことはね、ゼロになれない、っていうかな。ということではないかなあ、と。

だから、常に見ている人たちっていうのはねえ、相手はこの世の人じゃないんだよね。みんなこの世の目を気にするけど、「あの人にこう思われるんじゃないか、どう思われるんじゃないか」と思うけど、そうではなくって、相手は天なんだよね。「天から見てどう」なんだよね。天にとっては人間って、とてもダサい存在だと思いますよ。

まあほんとに、これを昔からよく言うから、聞くみんなは嫌だと思うけど、私は『バカよけ』って言っている時は、嫌うスタッフがいてね、そう、嫌う社員がいたんだよね。でもね、私はいつも言っていた、人間ってどんなに賢いと思っていても、ポーっとしてビックリするくらいバカやるからねって。

それを、「バカをよけさせるシステム」でかわすんだね。まあ、前、私が言ったのが、パソコンをね、初めて買ったその機械が、あの、バカよけがなかったために全部データが消えたんだよね。で、今では「消していいですか?」ってパソコンのほうから一回聞いてくる仕組みになっている、あれはみんなバカよけがないとポカやってしまうからなんですよ。人間はバカなんですよ。ほんとに。できそこないなんです。これをやっちゃって、「こうやって押したら消えるよね」って、「消してOKか?」って言うからOK、って押したのが消えたんだけど、もっと、「ほんとにいい?」ってもう一回聞いてくるね、あれは親切ですね。それは人間がバカだからなんですね。でもそれを、人間は自分がバカっていうのを受け入れられないんですね。

それと同じようにね、恥をかく、っていうのも受け入れられないね。「恥かくから」とか、「世間に顔向けができない」って、別に世間は見ちゃいない、っていうんだけど(笑)。思うんですね。うん。

相手はこの世の人じゃなくって、天。「天から見て、どうなのか?」っていうことを常にね、意識すること大事だよねえ。うん。それがために苦しくなっている。なんか、「ゼロになれない」っていう人たちになってしまっている、っていうね。ということだと思いますね。

分からないことは「分からない」って言ったらいいんですよ。うん。「分からない」って言った方がいい。ね。それをちょっとでも「分かっている。いやあ、それは分かっていたんですけど」みたいな感じで言うとね、もう、ほんと苦しくなりますよね。分からないことは「分からない」で、いいんですね。(続く)

達弥西心


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2009年08月15日

●見えない努力『肉体は死んでいくという意識をはっきり持つ』 - HMU 達弥西心

(続き)それから三番目。『肉体は死んでいくという意識をはっきり持つ』。必ず、ね。で、私にこうやって今朝一番に、目覚めた時に教えてくれた、『走る』っていうことを一番に言ってきた、っていうのは、どんなにがんばったって、「あと、いくら」っていう、何年間とか、何歳まで、っていうもの、っていうのは、これはどんどん減っていくことは間違いないわけでね。「減っていく、ってことは、死んでいく、っていうことが必ずあるよね」って。死んでいく、という意識を先に持つ、ということ。そうすると、それまでに何かしておかなきゃいけないこと、ってあるよね。

そうすると、ゆっくり歩いている場合じゃない場合もありますよね。走ることも必要ですね。

よくあの、「『ゆっくりした方がいいですよ』って言ったじゃない」って言いますよね。「リラックスして今年は行った方がいい」って。それはそうですよ。それは、前提は何か、っていうと、やっぱり『走る』ということがあって、走り疲れたら、ゆっくりしたらいいですよね、って言うわけ。普段から歩いているのに「ゆっくりした方がいいよね」って、そういうことを言っているんじゃないわけですね。(続く)

達弥西心

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2009年08月14日

●見えない努力『うえへつながる覚悟』 - HMU 達弥西心

(続き)それから二番目がね、『うえへつながる覚悟』。うえにつながる覚悟、ね。うえ、っていうのは、天につながる覚悟。天のために死ぬ覚悟、っていうのが、これ、『見えない努力』の大事なところでしょうね。こういう感覚は持たないよね。いつのまにか、神によってこうやってからだを持たされて、魂いただいて生きているんだけれども、「それはもう最初から自分は持っていた」っていうことをどこかで思ってしまうからね、それを一度捨て去る、っていうことが大事ですよね。うえにつながる覚悟、国のために、主のために、天のために死ぬ覚悟、大事ですよね、っていうことね。(続き)

達弥西心


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2009年08月13日

●見えない努力『できると思うことを捨てて、消し去る』 - HMU 達弥西心

(続き)そして、次、『見えない努力』。まったくゼロになる、っていうね。「まったくゼロになるにはどうしたらいいか?」って、「見えない努力が必要です」っていうことですね。

見えない努力の一番目。ま、今年の時流だから敢えてこういうことを言うんだと思いますね。あの、『できると思うことを捨てて、消し去る』っていう。できる、っていうのは大事なんですけれどね。あの、できる、っていうのは、自分の過去の自分のこう、「自信」とかね、それから「実績」っていうのがあって、できる、と思いますよね。だからそっちの方向じゃない方向で、もし生きていくとしたら、今まで持っていた、かえって、できる、というものをね、一回捨てた方がいい、っていうね。自信をなくしたらいい、って言うんじゃなくってね、そういうことがすぐ活かせる、それを使って、その延長線上に物事を成すんではなくって、まったく一回消し去って、まったく、できる、と思わないところからスタートした方がいいよね、っていうことを言っているんですね。(続く)

達弥西心


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2009年08月12日

●ゼロになれない人たち - HMU 達弥西心

(続き)まあ、ゼロになれない人たち、っていうね、元に戻れない人たち、っていうのは、やっぱり今、リーダーをやめることができない、今まで作り上げたものを仕舞うことができない、目に留まるものをなくすことができない人たち、っていうことになってきますよね。

どこかに、自分の人生を振り返ってみた時に、これにこだわってしまう自分がいる、っていうのは、ゼロになれない人たち。アメリカなんかはそれが象徴的だと思いますね。だから、リーダーだけがそうじゃなくって、トップの人たちだけじゃなくって、そこに働いているアメリカ人っていうのは、そういう感覚っていうのを強く持っていると思いますね。なかなか、そこが難しいところではないかなあ、という気がします。(続く)

達弥西心


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2009年08月11日

●仕舞わないと始まらないこと三つ - HMU 達弥西心

(続き)そういう意味でまずですね、『仕舞わないと始まらない』っていう考え方。『仕舞わないと始まらない』。そこに3つあってですね、『仕舞わないと始まらない』、っていうね。

一番目は『リーダーをやめる』っていうね。リーダーっていうのは、ないことにはできないから、ひとり歩きする人の上に立つから、1の上、2か3くらいでなければ、リーダーっていうのは務まらないですね。アメリカはやっぱりまずね、「強いアメリカの再生だ」って、「リーダーをもう一度やるんだ」って言っていますけど、「リーダーを一度辞める」っていうかね、「世界のリーダーを譲ります」ということをやっていかないと、アメリカの再生はないんじゃないかな、っていう気がしますよね。ということ。

それから二番目。『今まで作り上げたもの、目に見えるモノを仕舞う』っていうことね。今まで作り上げたものはすべて、象徴ですからね。象徴ですよね。「これは今までがんばってきた分の象徴」って。それを一度仕舞うこと。ゼロになるためにはね。

それから三番目、『スポットライトを浴びて目に留まるものをなくす』。スポットライトを浴びて目に留まっているもの。ね。ポッとこう、なくす。とっても、その、自分が今まで「こっち側の部分だ」って、こっちを自慢としてずっと生きていたんですが、「これでうまくなっていない」って言ったら、とってもダサいものに一度、目を向けなきゃいけない、っていうことね。ダサいものに目を向ける時、っていうのは、かっこいいものを一度捨てないといけないんですね。はい。そういうことが大事なことではないかな、というふうに思います。(続く)

達弥西心


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2009年08月10日

●「ゼロ」に一度戻る - HMU 達弥西心

(続き)そういう意味では、『0ぽっちのすすめ』っていうのは、みんながゼロに一回なる、っていうね、そういうことをしないと、無理なんではないかな、と思いますね。はい。もし、この今、時流の中で、もちろん、「ちょっと耐えていきましょう」っていう時流ではあるんですけど、「自分がたしかに、アメリカ的なものを持っていた」っていう人は、一回0ぽっちになる、というね、ことが大事なんではないかな。今までの考え方を一回ごそっと変えなきゃいけない時流ではないかな、というふうに思いますね。

で、『元に戻る』っていうことですね。『元に戻る』ということの意味。元、っていうのはゼロですね。肉体は当然、元に戻りますね。生まれて必ず死んでいきます。魂は、元いたところに戻りますよね。うえから来たわけですから。「すべて宇宙はくるっと回っている」と言いながら、必ず、ゼロに一度戻っている、っていう。

この世からすると、ゼロから始まって、1、2、3、4、5…0、って戻っているわけですね。肉体はこうやってゼロから始まってゼロに戻るわけですね。やっぱりこの、『ゼロに戻る』っていう考え、『元に戻る』っていうことをね、一度しっかりと意識して、それから1がある、っていうね。ゼロの次に1がある、っていう。「ひとり歩き、っていうのは、ゼロの次なんだ」っていうこと。(続く)

達弥西心


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2009年08月09日

●オバマさん、がんばれ - HMU 達弥西心

(続き)まずね、お金、っていうものをどう捉えるかというとね、お金、っていうのは道具、っていう、その、最たる道具、って、私はアメリカ人ってそう思っていると思いますけど、うん、あの、いわゆるこう、なんていうかな、現金を持つ、というよりも、「信用ですべてを動かす」というね、「カードで動かす」というかっこうの世界。それをね、今から、その、働けなくなるとそれが払えなくなる、っていうのは当然ありますよね。払えなくなってくると、「それをどうするか」って。ところが、「貯金を持っていた」とかって、「それを崩してでも」っていうのが、日本人の発想はそこにありますけど、それがないから、「どうにもなりません」っていうことですね。「公的資金で埋めてもらわないとしょうがない」っていう感じになりますよね。じゃあそれをやって、全部オバマさん、っていう人は、あれを「全部やめよう」って考えているから、「これ、できるのかな?」って思っちゃうんですね。

だから、オバマさんの感覚からすると、自分たちの感覚から言うと、そういうことっていうのは、「できないことはない」って思っているんだと思いますけど。オバマさんがたいそう怒っていましたね。「ボーナス、こんな時世にボーナスたくさん取っていた」って、言っていたけれども、でも、取ると思うんですね、アメリカ人は。要するに、「成功した人はお金をたくさんもらって当然だ」と思っていますし、そのためにがんばっているんだもの。ね。

だから、アメリカンドリームっていうのは何か、って、あれはアメリカンドリーム、って、言葉で言うと、とにかくお金が法外に、法外って言っちゃいけないけど、お金がたくさん、思った以上に手に入るチャンスが誰でもある、っていうことがポイントだよね。それはお金ですよね。それを「やめよう」って言っているんだからね。それは、「経営者が大手の会社に公的資金をつぎ込むんであれば、その経営者たちは報酬を返しなさい」ってやっているけど、そこは良かったんだけど、全然別個のところで「ボーナスもらっていたんだ」って、たいそう怒って、「恥を知ってください」って言っているけど、でもそれやっちゃうと、「アメリカ人、働くかなあ?」っていう気が、私はちょっとするんですね。

あの、なんていうかな、クライスラーだったかな、自動車会社の、あそこだって、従業員がなかなか、従業員が高給なんですね。高給取りなんですよ。従業員が。で、なかなかあそこが、今まで経営難に陥ったのが、結局作る車よりコストが高くなるの。コストが高くなるのはなぜか、って言うと、給料が高いからなんですよ。あそこは特に。それをね、じゃあ半分にして、そして車を作り続けるか、って言うと、いかないね。それは、「別に車作ってなくて、車会社にいなくてもいいや」って思うはずだよね。

それを全部やって、まあ、「みんなががんばっているんだから」って、みんな給料をこうしてね、特に経営者、アメリカンドリームの実現で経営者になったような人たちが、全部払って、全部出していって、みんなと同じくらいの給料でがんばるか、っていうのは、全然考えられない。でも、それをオバマさんはやろうとしているんだよね。これ私、「いくかな?」って思いますね。そうしたら、やるとしたら優しいアメリカ人、優しいアメリカン。柔らかいアメリカン。ほんとあの、日本人のような感覚でね、「みんながんばる」っていうような感じの、そういう形になっていけば、うん、「再生可能かな」って思いますね。

そういう意味で私が思うのは、東南アジアとか日本、っていう、そういう「みんなでがんばる」っていうね、農耕民族というか、そういう感じの方が、「みんなが夢を実現するためには、今、ちょっとみんな辛抱しようよ」っていう感じで、声を掛けられやすいんじゃないかなと思いますね。

大変な時に、私はオバマさんが。だからオバマさんだったんだろうと思うし、「はたして、いけるかなあ」っていうふうに。「ここで怒っちゃった」っていうのを見てね、私は、それはイラついたと思うんだけれども、そう、自分の、一国の大統領がこうやって言った、「この大事な時にそんなことしてんのか」ってびっくりしたんだと思うけど、「まあそんなもんですよねえ」と思うんですね。ということですね。(続く)

達弥西心


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2009年08月08日

●続きができない - HMU 達弥西心

(続き)まあ、その辺の一番いい例というのがアメリカだと思うんですね。オバマさんが大統領になって、「新しい大統領」って言うけど、今までないことで、ね、アメリカという国で黒人が大統領になった、っていうこともあるし。

で、決してそのアメリカという国がですね、その黒人の差別がなくなった、っていうわけじゃない中で、黒人にね、あの、国の政治というか、トップを任せた、っていうところ、あれはやっぱりゼロにならないと始まらない、という選択。あるいは、アメリカという国が、いままでこうやって突っ走ってきたけれども、全部一回捨てて、新しいアメリカになっていく、というね。

まあ、みなさんあんまり興味がない、って言っても、いろんな評論を聞いていると「アメリカっていうのは、これ、大変ですよ」って、みんな評論家は言う。でも、「大変ですよ」っていうのは、続きができないんだと思うんですね。「続きができない」っていうことを意味しているんだと思うんです。今までやってきたやり方の続きで、『変革』ってオバマさんは言っているけど、『変革』どころじゃなくって、『ゼロ』。それから時々『再生』って言うね。『再生』どころじゃなくて、『創生』だよね。まったく新しくゼロから出発するという形をしなければアメリカは変われない、っていうことだと思うんですね。私へのメッセージではそういうふうに来ているんですね。

それを、『元に戻る』っていうこと、「もともとどうだったか」っていうと、何もないところ、って、アメリカっていうのに、人が住んで、まあもちろんインディアンとかっていう人たちは、原住民はいたんですけど、そこに入ってきて、アメリカをつくっていった。で、「あの時の状態に戻れ」っていうことだと思うんですね。まったくない状態。「まったく、っていうことは、今までのやり方を全部捨てる、っていうことになりますよね」ということだね。

だから、それを、シナリオを今回持ってきた、今年に持ってきた、っていうことは、日本もある意味で、今までのやり方、「これでいいのかいな?」っていう形になってくると思います。だからなかなかリーダーが決まらない、っていうか、モヤモヤモヤモヤするのは何か、っていうと、やっぱり、どう持っていっていいかわからない。たいてい考える時は人間っていうのは過去のこと、今までやってきたことの延長の中にやっぱり、「少し変えていこうかな」っていう感じで思うとおもいますね。ところが、この、今回のこの時流、っていうのは、もうほんとに『一回リセット』っていう感じだと思いますね。特にアメリカを考えてみるとね。

うーん、私はすごく日本の、あるいは東南アジア、っていう国というのが、世界の中心になっていくんじゃないかなあ、という気がするんですね。それは何か、って言うと、その、とにかくあの、今年は言っているように、『柔らかい生活』っていうね、「人に柔らかくなろう、自分も柔らかくなっていこう」っていうね。「とんがっている」とか、「厳しい」とかね、「自分に反対する人は許さん」とか、いうような力で、パワーで押しまくる、っていうアメリカのやり方、っていうのがあって。アメリカのやり方、って、一部の政治家がやっているんだ、ってみんな思っちゃっているんですけど、アメリカ全部がそういう感覚になっているはずなんですね。その結果が、今までの差別っていうものを生んだと思いますし。ね、力の関係、って、強い方が弱い方を虐げる、っていう構造が出来上がっている。その下の、虐げられていた方が、ここに上がった、っていうこと、これは要するにその、今までの続きでも何でもないんですよね。もうまったく新しいことだと思うんですね。『元に戻る』っていうことを考えていくと、うん。(続く)

達弥西心


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