2009年08月04日

●なぜあんな質問をしたんだろう? - HMU 達弥西心

(続き)まあそれで、結果として、その会社が倒産する半年前にその会社を辞めることに(正確にいうと私が辞めた半年後に倒産したということ)、自分で辞表を出して辞めることになるんですけど、まあ、あの、でも一年間いましたね。その支店長会議。そんなに無視される支店長会議に一年間出席し続けましたけど、針のむしろ、っていうか、まあそれでいろいろ人間というものがいろいろ見えて来た。まあそれはそれで非常に参考になったと思うんですけど。

じゃあ、私あの時にね、「なぜあんな質問したのかな?」って思ったのと、「人はじゃあ何のために働くんだろう?」って。私が「辞めよう」って思ったのは、「この社長のために働けないな」と思った時に「辞めよう」と思ったんですね。「できないなあ、これ以上はできないなあ」と思ったんですね。で、うん、それまではそういうふうに思ってやってきたんだけど、「はたらくというのは、この世の人のためかなあ?」って思いはじめて、だんだん・・・。でも一年間いましたね、針のむしろ状態のまま。(続く)

達弥西心

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2009年08月03日

●人はなぜ働くのか - HMU 達弥西心

(続き)支店長会議は、たいてい決まって社長がワンマンでしゃべっていたんですが、私はそんな会議が結構好きだったんです、社長の一方的な話を聞くのが。人の話はどんなに長くてもいつまでも聞けますね。そして社長が話すことをずーっと全部メモするのが好きだったね。ノートを取るのが好きだった、というよりも、聞くだけだと覚えられないものだから、全部ノートに書きなぐるようにして書いていたんですね。それをまた社長は勘違いしてね、「俺の話を全部聞いてくれている」って思って。「いやそうじゃなくって、次に伝えないといけないから、忘れちゃいけないから」っていうんで私は一生懸命書いただけで、他の支店長はこうやって腕組みしたり目をつむったり、みんなメモもとらずに聞いているから、ほかの支店長はちゃんと聞いていない、って思ったんでしょうね。メモしてないから聞いていない、みたいに思ったんですね。で、懸命にメモを取る一番若い私にすごく目をかけてくれたということだったと思います。

で、ある時、「俺だけがしゃべってもなんだから、支店長にバトンタッチしてね、それぞれがテーマを持ってなんか考えてみよう」と社長が言いだして、支店長それぞれがリーダーになって会議を進めていくことになったんです。社長のワンマン会議から突然ある種民主的な会議になったんです。3番目が私の番だったんだよね。で、前の担当の支店長は、どこかから、なんか知らないけど、管理者養成とかいう本を引っ張り出して、「ストーブにあたってサボっていたところに社長が来た、その時どういう態度をするのがいいか?どんな態度をする者が信頼できるか」のような、そういう内容のものを題にして、みんなで議論したりしていたんですね。それはそれなりにみんな楽しかったのかもしれない。

で、私の番になった時に、私は「どうしようかな?」って思ったものの、私が一番今関心を持っていることは、『人は何のために働くか』っていうことだったので、自分の中で興味があったそのことをテーマにしようと思ったわけです。

私自身はその時は「社長のために働く」と思っていたんですね。理由はいたって単純で、「会社は社長が動かしているから、私は社長のために働く」って思ったんだけど、「他の支店長はどう思っているんだろうな」と思ったんで、「『人はなぜ働く』というテーマで話をしたい」と切り出したんですね。さああここからが本題です。

で、私が前に出てしゃべり出したら、会議室がシーンとなったんですね。それは私に対するちょっと嫌がらせもあったと思う。他の支店長の。「こいつ、若いくせに」って。出席者の中で一番若かったからですね、「若いくせにこんな厄介なテーマ出しやがって」みたいな感じに思ったんでしょうね。それで、全員からアカラサマに無視された。私がいくら話しかけても、誰も返事しない、反応しない、ということをされたんです。私が、嫉妬というエネルギーを、人間関係においてもっとも重要視するようになった原点がここにあるかもしれませんね。男の嫉妬はすさまじいです。

「『人はなぜ働くのか』っていうことについて考えてみたい」っていう話をした。だれも反応しない。シーンと静まり返った。で、うーん、その時に、その雰囲気に社長がやっぱり一番困ったんでしょうね。あまりにも誰もしゃべらないから。

で、社長が、私に、フッとこう向いて、「それはおまえ、決まっとるやないか」と言ったんです。で、私が「あ、何でしょうか?」と言ったら、「・・・そりゃあ、銭このためだよ」って言ってね。要するに、「お金のためだよ」って。「みんなそうだよな」って言って、みんな頷いた。で、「こんなの出してもなあ」と言われて、まあ、ほんとにあっさりと終わってしまった、打ち切られてしまったんですね。

で、私にとっては、「人はいろいろ念いがあって働いているだろう」って、でも私は、「お金のためではない」って。「少なくとも私はそうじゃない」って、強烈に思ったんですね。当時全国売上ランキング8位くらいのこの会社が、その社長が「日本一になる」って言っていましたから、「日本一になるために、社長のこの、男のロマンを実現するために、私はがんばっているけどね」っていうようなことを思っていたんです。「同志」と目される支店長たちにいろいろと聞いてみたかったんですね。

で、それをあっさり却下されて、「えーっ、みんな、銭このためにがんばってんのか」と思った時に、なんかその会社が、すごく色褪せた感じがした。そのことがきっかけで、私は社長から見放されるわけです。会議での発言も求められなくなるのです。

なぜ社長は私を見放したか。怖くなった?本気の私が怖くなった?いろんな意味でそうだったかもしれない。(続く)

達弥西心


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2009年08月02日

●人生の目的は何か - HMU 達弥西心

(続き)さあ、次はですね、『人生の目的は何か』っていきなりね、そういう話をすんですが・・・。あの、経済学者のケインズっていう人がですね、こんなことを言っいて、この言葉が目に留まったんですね。

『生きるために働く必要がなくなった時、人は、人生の目的を真剣に考えなければななくなる』。と、まあ、経済学者らしい言葉です。経済学者から言うと、生きるため働く、っていうのは、当然大事なことですよね。でも、「それが目的じゃないぞ」っ言っているんだよね。「その向こうに何かあるぞ」って。経済学者が言っていた、っいうこと、私はこの言葉を読んで、あることを思い出したんです。

『生きるために働く必要がなくなった時、人は、人生の目的を真剣に考えなければななくなる』。「普通は生きるために働いているんだ」っていうふうに思うだろうけれも、生きるために働く必要がなくなったら・・・、でも、生きている。「じゃあ、人生の目的は何なんだ?』っていうことを真剣に考えなくてはいけなくなるよね」って言っているんですね。

ということは、さあここからですよ、『生きるために働いている時も人生の目的は別にある』っていうことですね。「実はあるんだよね」って言っているんですね。ここがすごいところだと思うんです。

で、これはまあ、あとで話をしますが、私が、なぜこれをフッと思い出したか、というと、25歳の時だったと思うんですけど、前にもちょっと話したと思いますが、あの、住宅会社の支店長になった時にですね、まあ、ほんとにひょんなはずみで入社して7カ月目に支店長になって、その一年後、取締役になった。まあ、うまいこといって、なんていうかな、社長からすると支店の一セールスマンだった私を「こいつはすごいな」って思ってくれたんだと思います。セールスマンとして入社してすぐにトップの実績を続け、支店長になってすぐに全社一の年間実績をあげたことで、とんでもなく過大評価されて、取締役になるんです。26の時だったか。27だったか最年少取締役に抜擢されたんです。もう30年前のことです。

支店長になると、毎週一回の支店長会議というのに出ることになる。会議には、社長がいて、常務が二人いて、その次に部長がいて一人の支店長がいて、その次が私の席だったんです。要するにその、まあ、いわゆる序列順に並ぶわけです、ザーッと。

で、そこで私を、社長が可愛がってくれた、というか、強烈なえこひいきというか、目をかけてくれたんですね。ですから30人ばかりの会議の席でも。一番若い私に意見を常に求められていたんですね。まわりの支店長たちの胸のなかには嫉妬の思いが渦巻いていたと思います。(続く)

達弥西心

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2009年08月01日

●普通のことしか手がない - HMU 達弥西心

(続き)まあ、そんな感じで6つのことを言ってきました。『走る、自ら動く、直接伝える、本を書く、からだを鍛える、苦しいときほどニッコリ笑ってVサイン』の六つです。要するに、今年の時流の乗り切り方というのは、結構こんな、普通のこと。

ね、普通のことだと思いますよね。普通のことしか手がない、という、そういう時流だと思いますんでね。

みなさんもなんか、そういうものを、「目当て」を決めてですね。あんまりあの、ポーン、と掲げたような立派な目標じゃなくてね、ほんとあの、ささやかではあるが、続けることによって結構価値がある、というような、そんなものを続けていかれたらよいと思います。はい、そんな感じです。(続く)

達弥西心

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2009年07月31日

●苦しいときほどニッコリ笑ってVサイン - HMU 達弥西心

(続き)それから六番目は、はい、私も名刺作りまして。あっ、言っちゃいけなかったね、名刺を作りましてね、えー、『苦しいときほどニッコリ笑ってVサイン』っていうコピーがデカデカと、でもあんまりウケないんだよね、これ言ってもね、センスがちょっとダサいと思うんだけど。でも、「これ」って言うんですから、それを刷り込んだ名刺を「配れ」っていうことで、「『苦しいときほどニッコリ笑ってVサイン』を実行しろ」っていうことでしょうね。

おそらくねぇ、あの、ああ、あんまり言うと、みんな落ち込むかもわかんないけど、今年の時流は大変ですよ。思いがけないことにホント次々に遭遇しますから、今年は。間違いない、うん。でも時流鑑定講演会では「大変じゃないですよ。思いがけないことに遭遇しても、結構いけそうな気がしますよね」なんて言ってきましたが、今年の時流、大変です。でもそれを乗り越えてやっていくためには、根拠はないけど、もうとにかく、「やれそうな気がする」っていう、そんな思い込みしかないと思います。まあそれを実行してください。

まずは私が実行しないことにはスタッフがダメですし、それから会員さんもね。だから、やせがまんでも何でもいいから、ニコッと笑って、「ああ〜(笑)」って言いながらやっていこうと、いうことを思っております。(続く)

達弥西心


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2009年07月30日

●からだを鍛える - HMU 達弥西心

(続き)そして五番目として、『からだを鍛えろ』と言っていますね。鍛える、のは何のためかというと、維持するためでしょう。体力を維持するためだと思いますね。

不況になってくると、不況というか、モノが売れない時期になると、何が資本か、というと、やっぱりからだなんです。健康が資本ですから、からだを維持するための、なんか毎日決まったことをやった方がいい。からだを動かすとかね、やっていった方がいいということです。

で、歩く、っていうんだけれども、歩くのも、大きな公園が住んでいる近くにありますから、「歩こうかな」と思うんだけれども、歩くたびに足が痛くなるんですね。なんか知らないけど(笑)。がんばって歩こうとするといつもです。

冬になると「歩こう」と思って準備するんですけどね。ほんとにね、歩いていて、妙なんですが、その公園の池の周りを、みんな右回りするのをですね、私だけ左回りするんですね。えーっと待てよ、えー、左回りだ。みんな左回りするのを、私だけ右回りするんですよ。そう自分に言われるから。だからすべての人に出会うんだよね(笑)。「おはようございます。おはようございます…」って言いながら、けっこう挨拶のほうが忙しいウォーキングを毎朝やっていたんです。

ところが足が痛くなる、「奇妙だな」と思ったんですけど、要するに「やるな」っていうことだったんだと思いますが。足が、もう痛くなって、動かなくなってきて、何度かやり始めては挫折していたんです。だけど、『からだを鍛えろ』って言っていますからねぇ。

でも、出張の時だけはけっこう歩くんですよね。ホテルまでとかホテルからとかずっと歩きますから、結構、何万歩かにはなるんですけれどね。足はまったく痛くならない。はい、まあ、というわけで、わざわざ歩くのは違うのでしょうが、なにか、からだを鍛える、ということです。

ここで話は終わりかけてまだ続くんですが、いいですか?あの、なんて言うんですか?スポーツジム?スポーツジムじゃない、プール、プール。プールに行くんですけど。行くんですけど、行くことになっているんですけどね、行っていないんですね(笑)。ずーっと、もう何年も会員でいて、毎月会費は通帳から落ちていますね。「やめましょうよ」って自分に言うんです。いつもあの、事務所に帰る途中に必ず見えるところの道路沿いですからね、あの、プールも見えるんですよ。「ここだよね」って思いながら、「会費、毎月落ちているよね」って思いながら。で、「もう、行けないからやめよう」って言うんですけれどもね、「やめない」って言うんです。たぶん、プールの水の中を歩くことによってからだを鍛えさせたいんだと思いますね、そのうちにね。はい。『からだを鍛える』ということですね。長い説明になりました。(続く)

達弥西心


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2009年07月29日

●本を書く - HMU 達弥西心

(続き)で、四番目は『本を書く』、私の、今年の課題は『本を書け』ということですから、今書いていますが。これをまた今年は動きながら本を書く、というのも結構大変なことで、いつもカバンが重たいのはパソコンを持ち歩いているからでもあるんですが、資料も持ち歩きますから、すごく重たくなるんですが、ともかく『本を書け』ということです。(続く)

達弥西心


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2009年07月28日

●直接伝える - HMU 達弥西心

(続き)そして三番目が、今ちょっと言ってしまいましたが、『直接伝える』ですね。伝えることは直接伝える、と。えー、時流鑑定の中にもあったと思いますが、『生産者には大きなチャンスですよ』、っていうね。「作ったものを誰かに回して、そして消費者のもとに行くんではなくて、直接売る、ということを今年は考えていいですよ」ということですね。今年、農産物直売所などは大繁昌ですよ、きっと。

それはなぜかと言うと、社会全体がもうなんとなくモヤモヤしていて、「生産者がよく見えない」とか、「その途中の経路がよくつかめない」ということに対して、消費者の方がきっと苛立ちを覚えますから、「直接つながろう」と、「元につながろう」とするはずなのです。だから、伝える側は、直接伝える、ということをしていった方がいいですよ、ということだと思います。『走る、自ら動く、直接伝える』と三つきました。(続く)

達弥西心


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2009年07月27日

●自ら動く - HMU 達弥西心

(続き)そして二番目。『自ら動く』っていうことね。まあ、最近もそういうふうにしているのですが、あの、スタッフへの指導なんかもそうですし、会員さんへもね、自分自身が直接関わっていく、ということをやっていこう、と思うのです。『走りながら直接関われ』と言われると、それは結構大変ですが、とにかく今年は『自ら動け、自分が動け』ということです。(続く)

達弥西心


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2009年07月26日

●走る - HMU 達弥西心

(続き)六つあるうちの一番目が『走る』っていうこと。えー、走る、って。1月は非常にたくさん走ったつもりなんですけどね、結構くたびれましたけど・・・、まあそんな感じで、走る、というイメージです。

「走る、っていうのは何をもって走るか」って、「何を見つめて走るか」っていうと、時間との戦いなんですね。この世のいのちとの戦い。いのちがどんどん、どんどん、もちろん少なくなっていくわけですから、その中でたくさんのことをしようと思うと、この世的なやり方としては、その時間の中で一時間を二倍に使うとか、三倍に使うとか、濃く使うとか、そういうことしかないわけでね。まあ、そういう意味で「走れ」ということが一番です。つまり今年は「おまえは、走れ」と言うことです。(続く)

達弥西心


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