2017年02月23日

●風間旅人随想(2017/02)(7/8) - HMU 達弥西心

例の真言宗のお坊さんと付き合っていた頃に、そのお坊さんはポロポロとおもしろい話をしてくれていたのですが、そのお坊さんが話す話の中に托鉢の話がありました。お金を入れてもらうために街頭にずっと立ったままいるのですが、稲盛和夫さんもやったと言っていますが、それは、それはとっても虚しいものだそうです。「だけどそれが一日2千円でも入ったら大変なんだよ」と言うのです。「どうしてですか?」と尋ねると、「夜、眠れないんだ」と言っていました。野宿をするのに2千円を盗られちゃいけないと思うそうです。何も入らないときは仰向けになって空を見ながら眠れるそうです。「2千円でも入ると、からだにしっかりと身に巻き付けて寝ていた」と言っていました。これがお金の魔力と付き合う商人の修行というものかなと思います。


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2017年02月22日

●風間旅人随想(2017/02)(6/8) - HMU 達弥西心

どのようにしたら生きていけるかという、生きる術は商人を通じて教えられることが多いです。商人の役割のたったひとつは「お客の悲しみを埋めてあげること」です。お客さん以上の悲しみを自分の中に持ちながら、笑顔でお客さんの悲しみを埋めて差しあげること、これが商人だと私は思っています。


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2017年02月21日

●風間旅人随想(2017/02)(5/8) - HMU 達弥西心

ユダヤさんたち、ユダヤ商人を見ているとそう思いますね。よくここまで耐えて、我慢をして、「ただ神のために」と言ってよくやっていると思います。すごい修行なのでしょう。訓練なのだろうと思います。


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2017年02月20日

●風間旅人随想(2017/02)(4/8) - HMU 達弥西心

武士がなかなか商人になれなかったのはわからなくもありません。人に頭を下げたくない(下げたことのない)武士は絶対に商人にはなれないと思います。神さまは、神に仕える修行をさせるために「商人」というものをつくったのではないかと思います。


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2017年02月19日

●風間旅人随想(2017/02)(3/8) - HMU 達弥西心

私は不動産の仕事をしたのがよかったと思います。売り手と買い手がそれぞれに身勝手なことを言ってきます。時々筋の通らないことを言ってくる。売り手と買い手は動機がたいてい欲なのです。そこを、頭を下げて片付ける。利害が対立する双方がちょうど手を打つところで片付けなければなりません。これを長年やってきたのがよかったのかなと思います。鍛えられました。


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2017年02月18日

●風間旅人随想(2017/02)(2/8) - HMU 達弥西心

しかし肝心なことは、そうやってしてさしあげる商人こそが一番悲しいのだということです。商人はそんな悲しい修行をしているのだということです。私はいつもそう思っています。商人は、立ち位置としては一番下にいて、お金が落ちてくるのを手で受けるのですが、理不尽なことがしょっちゅう起こります。ここが頭を下げるところかよ!というときでも「申し訳ございません」と下げなければなりません。


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2017年02月17日

●風間旅人随想(2017/02)(1/8) - HMU 達弥西心

私は、商人というのは…、そう、相手の悲しみを埋めてさしあげるのが商人だと思っています。お金を差し出す人(お客)には抱えているなんらかの悲しみがあって、自分が支払うお金によってその悲しみを埋めたい、埋めてほしいのです。商人はその悲しみを埋めていかなければならない。それが仕事です。


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2017年02月02日

●風間旅人随想(2017/01)(18/18) - HMU 達弥西心

20年前にこういうことがありました。これは大きな勉強代だったと思います。「ああそうだよね。そこだよね」ということです。ですから、とことん行ってみると「かえってよかった」となるのですけれども、その途中では真逆のことが起こってきます。このまま行くか、残るかは、その都度ちゃんと自分に聞いてください。以来、私はしっかりと自分に尋ねながら経営をしています。
(西)


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2017年02月01日

●風間旅人随想(2017/01)(17/18) - HMU 達弥西心

それですごいなと思うのは、第一回目のコンベンションの時のことです。福岡のシーホークホテルでやったのですが、休憩時間に会場から出て行ったら奥のほうから相手の社長以下役員たちがゾロゾロと歩いてくるではありませんか。廊下でバッタリ出会った。向こうがビックリしていましたね。「どうしてここにいるのですか?」と私が聞いたら、「九州管内の販売会議をやっていた」と言う。「それはいいんですけど、裁判の判決通知も届いているでしょうが」と言って経理のスタッフを呼んで、「電話を掛けているのはこのスタッフですから。今後も掛け続けますから、もう支払ってください」と言ったら、「わかりました」と言う。それからです。20万円とか10万円とか、初めは小さい額でしたがちょこちょこと入れてくれるようになって、結局1年後には全額がそっくり戻ってきました。それを弁護士に報告したら、「よく返ってきましたね」と言ってくれたのですが、この人、どこまで味方なのか(笑)。裁判では勝っているのですけれどもね。


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2017年01月31日

●風間旅人随想(2017/01)(16/18) - HMU 達弥西心

その解説がおもしろかった。笑っている場合ではないのですが、「なぜかというと、ですね、この人はお金がないから騙したのであって、お金がないから返せません」と言う。まあ、言われてみればそうなのですが、そんなことを神は絶対に許しません。それで一週間に二回ずつ、曜日を決めてうちのスタッフから相手の社長に電話をしました。「返してください。社長さん、お金を返してください」とね。社長は「わかりました」とは返事するのですが、最初の一ヵ月間は一円も入ってきませんでした。


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